玄関まわりを印象的に演出！植木でおしゃれにするコツ
みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
家族を出迎えてくれる門まわりは、「家の顔」ともいえる存在。ゲストにとっても住まいの第一印象を左右する大切なポイントです。住まいの表情をより豊かに、個性的に演出するなら、グリーンとのコーディネートがおすすめ。門まわりに植物があると、気分がほっと和んだり、心が温かくなったり。外観の雰囲気もぐんとセンスアップして、お家に帰るのがもっと楽しくなります。
そんな演出の一つとして、門まわりに「シンボルツリー」を植えてみるのはいかがでしょうか？
「シンボリツリー」とは、住まいのシンボル的な樹木として建物を印象づける大切な役割を担うもの。背丈は高めで、インパクトのある品種がおすすめです。
大好きな樹はもちろん、子どもの誕生日や家の完成などの記念樹として植える人も。
こだわりと思い出を表すシンボルツリーは、住まいへの愛着もより深めてくれます。
気をつけたいのは、できれば１年を通して景観が保てる種類を選ぶこと。
例えば常緑種であれば、一年中グリーンが楽しめイメージを一定にキープできますし、目隠しにも適しています。一方、落葉種は葉や花の表情が変化して四季の風情が楽しめる反面、秋から冬は枝だけの状態になってしまいます。
それぞれの特性を生かしたバランスを考えながら、１年を通して美しい門まわりにしたいですね。