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「上棟」って何?「上棟式」はやった方がいい?

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。

住宅を建築する工程に、「上棟」や「上棟式」という言葉があるのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
しかし、そもそも「上棟」とは何なのか? 上棟式は行った方がいいのか?などわからないことも多いですよね。

「上棟」とは、一般的に住宅の建築において、柱や梁など建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。
棟木を取り付けることで、建物の骨組みが完成しますが、建築工事の着工と完了のちょうど中間にあり、建物の形態がおおよそ整ったという段階です。
「棟上げ」「建前」「建舞」など似たような言葉が多いようですが、これらはほとんど「上棟」と同じ意味です。地域による呼び方の違いなどがありますが、意味は同じと捉えて良いでしょう。

さて、この「上棟」の際に行う儀式として「上棟式」があります。
上棟式は行った方がいいのですか?というご質問も時々いただきます。
住宅の骨組みが完成した際に、無事に工事が進んだことへの感謝と、完成に向けての無事を祈願する意味を込めて、上棟の場を式典としてお祝いするのが「上棟式」です。
昨今では一般的に、上棟式を上げるケースは減りつつあるようですが、工事関係者と施主様がコミュニケーションを図る機会にもなります。今後の家づくりがスムーズになるよう、上棟式に代わり簡単な顔合せを行うなど様々なスタイルが考えられますので、ご自身の希望と合わせて気軽にご相談いただければと思います。

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