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耐震改修工事に使用する補強壁の一例

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。

今回は耐震改修工事に使用する補強壁の一例をご紹介したいと思います。
株式会社 住宅構造研究所が提供している「ガーディアンウォール」は、当社が耐震改修工事で使用頻度の多い耐震補強壁。
メリットとしては、床や天井を壊さなくても良いということで、
天井、床の解体、復旧工事が必要ないので、工事期間が短くなり余計な費用が掛かりません。
和室の長押(なげし)のある部屋の壁でも専用部材を使用して、耐力壁を作ることが可能です。

ガーディアンウォールの壁基準体力は6.7KN/mで、45ミリ×90ミリの筋違を2本分(たすき掛け 壁基準体力6.4KN/m)入れてあるのと大体同等です。

左)新築の住宅での筋違二本入れ(たすき掛けの写真) 筋違に専用金物がついています。
右)既存の壁を壊した後、柱の内側に床から天井まで木材を取り付け、約90センチ間隔で横の木材を専用ビスで固定します。

左)下地が出来上がった後に、構造用合板を専用ビスで取り付けて補強壁の完成です。
今回は構造用合板の上に他の壁と同じ色の壁紙を貼りました。
右)和室用のガーディアンウォールで長押の裏側に金属の専用部材が取り付けてあります。

松本工務店では一級建築士設計事務所として耐震診断、耐震改修の計画も行っています。

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