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[和の家の魅力] 聚楽壁(じゅらくかべ)を知っていますか?

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。

日本家屋などで見かける聚楽壁。その独特の風合いは和の趣や風情を感じられるものです。
最近の住宅では珪藻土などの塗り壁をよく見かけますが、そもそも聚楽壁とはほかの塗り壁と何が違うのでしょうか?

聚楽壁とは、京壁とも呼ばれる土壁の一種。
塗り壁の中でも“土”を仕上げに塗る土壁の一種です。

土や砂など自然素材の材料を水で練り、下地の上に塗って仕上げる塗り壁は、仕上げに何を使用するかで区別されます。一口に塗り壁と言っても、土壁や砂壁、漆喰壁などさまざまな種類があり、最近住宅などでよく見かける珪藻土壁は、上塗りに珪藻土を使用したものです。珪藻土壁も土壁の一種ですが、同じ土壁でも聚楽壁と珪藻土壁では見た目や機能などが異なります。

聚楽壁は伝統的な日本家屋に用いられる塗り壁というイメージが強く、和室などに用いられることが圧倒的に多い塗り壁です。一方、同じ土壁でも珪藻土壁はより調湿性などの機能面が優れており、洋室などにも広く採用されています。また、珪藻土壁や漆喰壁の場合はラフに模様をつける塗り方も人気がありますが、聚楽壁の場合はムラなく均一に塗って仕上げるのが一般的です。

聚楽壁は土の個性が感じられる肌合いで、質感や見た目が素朴。昔から茶室などで使用されてきたこともあり、格調高い雰囲気を醸し出すことができます。
また、豊富なカラーバリエーションから色を選べる製品や、着色材を混ぜて色を楽しむことができる製品などもあるため、土の質感を生かしながら好みの色を取り入れて、モダンな雰囲気を演出することも可能です。

聚楽壁は茶室や料亭などで見かけることが多いせいか、ハードルが高い内装材と思う人も多いと思います。しかし、実は珪藻土壁よりも価格は手ごろで、重ね塗りや塗装などで気軽に模様替えも可能です。リフォームや新築の際、住まいの和室に聚楽壁を取り入れて、自然素材ならではの機能と美しい肌合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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