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「芝生の庭」に憧れるけど

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。

マンションでなく戸建て住宅を選ぶ方にとって、その理由に「庭が欲しいから」と挙げる方は少なくありません。「できるなら芝生の庭にしたい」と憧れる人も多いようです。
一方で、芝生を張ると管理が大変そう・・・と躊躇している人もいらっしゃるのでは?
今回は、芝生の庭を実現するポイントを少しお話してみたいと思います。

庭に植える芝生の種類としては、最も多いのがコウライシバとヒメコウライシバです。
この2種類は日本に自生する日本芝で、手に入りやすくて丈夫という特徴があります。造園会社などで使用するのも主にこの2種類です。どちらもA4大のマット状になって流通しています。
コウライシバは葉っぱが太めで硬く、ややワイルドなイメージ。ヒメコウライシバは、葉っぱが細く繊細なイメージです。

芝生の庭に憧れる人が多い理由としては、まず一番は、芝生の緑によって景観が良くなること。また、芝生がクッションの役割を果たすことで、裸足のまま地面を歩けるほど柔らかくなるので、小さい子どもや愛犬を遊ばせるのに最適ということもあります。初期コストも、人工芝より天然芝の方が低く抑えられます。

芝生に適した庭の立地や土壌はどうなのでしょうか?
芝生に適しているのは、日当たりと風通しの良い立地です。特に日当たりは、春から秋にかけて、最低でも午前中いっぱいは直射日光が当たることが生育の条件です。日が当たり過ぎて問題になることはなく、西日が当たっても大丈夫です。
芝は根が浅い植物なので、表面の土が良ければうまく育ちます。土壌に関して大事なのは水ハケです。逆に水ハケさえよければ、砂っぽい土でも育ちます。

では、芝生の庭を作るとき、どんなところに注意すればいいのかでしょうか。

コウライシバやヒメコウライシバは、A4大のマット状になっているので、カーブや細かいところを切り取って形を自由に作ることができます。石やタイル、木など、さまざまな素材を使ったテラスやアプローチと組み合わせて、自由にレイアウトできます。特に、レンガや天然石などの自然素材がおすすめです。

そしてマット状の芝生は、マットとマットの間に3cmくらいの隙間を空けて張ります。隙間を空けないと、根が張ったときに境目が盛り上がってしまうからです。少し隙間を空けることで、仕上がりがフラットになります。また、境界のラインが目立たないように、芝マットは交互に列をずらして張るのがポイントです。隙間は、条件が良ければ1年程で埋まります。

ところで、「芝生は管理が大変」とお話しましたが、実際どのように管理していくのでしょうか?

まず、コウライシバやヒメコウライシバは植えた後、根付くまでが非常に重要です。芝生を張って新しい芽が3cmくらい伸びたら、伸びた分だけ刈って栄養を根に送るようにします。最初の1年は上を育てるよりも根っこを重点的に育てます。
芝刈りには、一般的な芝刈り機のほかに、バリカン式芝刈り機、サッチ用レーキやエアレーター等を使用します。

2年くらい経てば、隙間も埋まって根も育ってくるので、5cmくらい伸ばしても大丈夫です。
目安として、4月~6月、9月~11月は月1回、7月~8月は月2回ほど芝刈りをするといいでしょう。

芝生の庭の大変なところは、この手入れにあります。芝刈り、水やりなど、年間を通してやることがたくさんあります。
でも、そういった手間も含めて楽しむ。そんな気持ちが大事かもしれません。

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