みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
松本工務店×夢ハウスでお届けする新規格住宅に込められた、
「健康×省エネ×耐震×耐久」の4つのこだわり。
その中から今回は、「耐震」というテーマについてお話させていただきます。
地震大国と言われる日本。住宅を建てる上で、耐震構造は外せないポイントの一つです。夢ハウスの耐震構造は2度の震災に耐えた実績があります。
なぜ、そんなことが可能だったのか、独自の工法について少し解説してみます。
●無垢の乾燥材に徹底的にこだわる
以前にもこのコーナーでお話させていただきましたが、無垢材の強度は、乾燥によってより強くなります。夢ハウスの無垢材は徹底して乾燥にこだわり、自社で木材乾燥機の研究・開発をすすめ、含水率15%以下の乾燥無垢材の開発に成功しました。
●軸組パネル工法で、点ではなく面で支える
大震災で実証された耐震性能の特長は独自の工法にあります。一般的な在来工法で使われる筋交いでは点で支えるのに対し、軸組パネル工法では面で支えます。これは、筋交いに比べ3.3倍の壁倍率となります。
伝統的な軸組工法に現代のパネル工法を組み合わせ、住む人を守ります。
●剛床工法で床も揺れに強い
「地震に強い住宅」は主として壁の強度が挙げられますが、実は床も同じくらい大切です。大引を通常の2倍の間隔で配置し、一般的な在来工法では乗せて止めているのに対し、剛床工法では仕口でしっかり組みます。これは、一般的な工法に比べ3.7倍にもなります。
地震の揺れに床と壁でしっかりと支えるからこそ、東日本大震災のような大地震にも耐えられるのです。
材料そのものへのこだわりと、独自の工法・技術。
それによって、地震大国日本でも安心して住んでいただける、強い家をお届けしています。