西東京市の工務店 松本工務店

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ちょっとしたメンテナンスのお話

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
今回はメンテナンスのお話を少ししたいと思います。

先日、OBのお客様から「玄関のカギを無くしてしまった」という連絡をいただきました。
16年ほど前に、松本工務店で新築住宅を建てさせていただいたお客様で、当時は高校生、中学生のお子様も一緒に住んでいてにぎやかなご家庭でしたが、お子様も社会人になり各々ご家庭を持って独立したため、今は施主夫婦お二人の生活になっていました。

お施主様は鍵をなくしたため、玄関一式交換するものと思っていましたが、「鍵の交換で大丈夫ですよ」というお話をさせていただきました。
松本工務店ではお施主様がかつて取り付けた部材の型式などを記録しているため、サッシ業者に型式などを伝え、すぐに鍵を発注してお施主様から連絡をいただいた2日後には鍵の交換を行い、お施主様にとても喜んでいただきました。
また、サッシ業者と共にお伺いしたついで、サッシの微調整など室内建具の調整も一緒に行わせていただきました。

ゴールデンウィーク直前でしたので、ご夫婦お二人では心配な事も多かったと思いますが、無事に対処出来てよかったと思います。

新築後、何気なく使用しているドアや引き戸、サッシなども、丁番のずれや戸車の劣化などが少しずつ起こってきます。松本工務店では、「ちょっと動きが良くない」といった軽微なメンテナンスにも対応しています。

もう一軒は、37年前に二代目社長が新築させていただいたお施主様の話です。
建ててから37年の間に行った工事は、外壁の塗り替え、鉄骨製ベランダの補修工事、室内に手摺の取り付け以外大きなリフォーム工事もなく、ほぼその当時のままのお住まいです。
お施主様もご高齢になり、ガラス戸の動きが重く感じ、建てた当時の雨戸付きサッシでは、雨戸の動きが良くなかったり鍵がうまくかからないなど、年月と共に劣化が出てきていました。

37年前の戸車や雨戸の鍵はすでに廃盤になっていますので、その当時の物に合う鍵や戸車をサッシ業者に用意してもらい、室内ガラス付引き戸はガラスを同じ模様の樹脂パネルに変更、戸車も変えて軽く動くように工事を行いました。
「37年経ったサッシや室内建具でも、きちんとメンテナンスを行えばまだまだ使用できますよ」という話しをさせて頂きました。

何年たってもOBのお施主様に声をかけてもらえることはうれしいことです。

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