西東京市の工務店 松本工務店

ブログ

国の補助金を使ってお得にリフォームを

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
今回は新築、リフォームなどで利用できる国の補助金の一つについてお話をしたいと思います。

今回ご紹介するのは「こどもみらい住宅支援事業」です。
この制度は子育て支援と共に、2050年のカーボンニュートラルの実現のために、子育て世帯や若夫婦世帯の住宅購入、住宅リフォームの際の省エネ改修に対して補助金が支給される制度です。

新築住宅については2003年4月2日以後に生まれた子供のいる子育て世帯、
1981年4月2日以降にご夫婦どちらかが生まれた若者夫婦世帯が対象になり、住宅の延べ面積は、50㎡以上という条件があります。
新築住宅がZEH(Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Orientedも含みます)なら100万円 
長期優良住宅、認定低炭素住宅などの高い省エネ性能のある住宅なら80万円
一定の省エネ性能のある住宅なら60万円の補助金が支給されます。
固定資産税などの税制面の優遇や住宅ローン控除、ランニングコストなどの将来的な事を考えると、長期優良住宅以上の性能のある住まいの方がお勧めかもしれませんね。

次にリフォームについて少しお話させて頂きます。
リフォーム工事は全ての世帯が対象になります。
この制度を利用するには必須のリフォーム工事があり、
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井または床断熱改修
③エコ住宅設備の設置
のどれか省エネ改修になる工事が必要になります。
上の3つのどれかと共に 宅配ボックスの設置やバリアフリー改修、換気機能付きエアコンの取付け、耐震改修、リフォーム瑕疵保険の加入などいろいろな工事に対して補助金が貰えます。

もう少し具体的に、皆さんが普段使われる水回りについて少し事例をあげたいと思います。
台所では ビルトイン自動調理対応コンロ(ガス、IH共に)の交換に13,000円、ビルトイン食器洗い乾燥機の取付けに19,000円、掃除しやすいレンジフードの取付けに10,000円、節湯水栓に5,000円など。
浴室では 浴室乾燥機に20,000円、高断熱浴槽に24,000円、段差解消に6,000円、手摺設置に5,000円、節湯水栓に5,000円など。
その他、トイレ。洗面化粧台、給湯機器などCO2削減が出来るエコ設備取付工事に補助金が出ます。

こども未来支援事業は原則、国が行っている他の住宅支援の補助金との併用はできません。
また、住宅支援事業を行っている期間もありますので、詳しいことはぜひお問い合わせください。

コロナウイルス、ウクライナに対するロシアの侵略などで半導体不足、木材不足など
住宅ショックと呼ばれる現象が起きていて、材料や設備機器などの納期にかなりの遅れが出ています。
補助金交付の期限もありますので、早めにご相談されることをお勧めいたします。

新築・リフォーム・耐震改修など
ご相談をお待ちしております。

042-461-3603
資料請求・お問い合わせ