みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
先日、築23年のマンションのリフォームを行いましたので
今回はそのご紹介をさせていただきます。
今回はお施主様が住みながらのリフォームでしたので、なるべく短期間で工事が終わるように各業者に予定を伝え、キッチンリフォーム、リビングダイニング、トイレ、廊下などの壁紙張替え工事、畳の張替え、襖、障子、網戸の張替えなど工事初日から2週間で完了するように予定を組み、工事を終わらせました。
キッチン交換工事には、水道設備業者、東京ガス、電気業者など多くの業者が工事をしますので、時間をずらして各業者が工事できるよう工程を組んで進めました。
工事の中で一番苦労したところは、キッチンの給排水の配管工事です。
最近のキッチンは、リフォーム工事のことも考えてキッチン背面に配管スペースがあるのですが、今回のマンションでは既存の配管が現行の規格に合わないため、キッチン取付業者と相談しながら配管工事を行いました。
最初の写真は、既存の23年前のサンウェーブ製キッチンと配管。
今回、新規に取り付けたキッチンはLIXIL製リシェルSIです。
キッチンを決めるにあたって比較したメーカーは、タカラスタンダード、クリナップ、LIXILの3社で、
お施主様が収納の良さを重視したこともあり、LIXILに決まりました。
コロナ対策も考え、浄水器付きタッチレス水栓 ナビッシュ(浄水器き)を選び、その他深型食洗器、ガスコンロ(リンナイ製)と連動して動く換気扇などを取り付けました。
工事初日から5日目まではキッチンでの料理は出来ませんでしたが、6日目からはキッチンでの料理が出来るようになり、お客様のお弁当生活が短くて済んだので一安心でした。
キッチン取り付け後、壁紙の張替えなどを行い、クリーニングをして引き渡し。
LIXILのキッチンには満足していただけたようです。
住みながらのリフォーム工事は大変ですが、お施主様に喜んで頂けるのが何よりうれしいことです。