みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
先日、樹脂サッシ専業メーカーの株式会社エクセルシャノンの展示会に、サッシ問屋様と一緒に見学に行きました。
緊急事態宣言の中だったため、上限3名という少人数での見学になりましたが、
新しい技術などを取り入れた真空トリプルガラスの実力を体験しましたのでご紹介させてください。
現在、日本で使用されているサッシと呼ばれる窓は、アルミ製、樹脂複合アルミ製などが多く
世界的に見てみると窓の性能はかなり低い状態です。
窓の性能はまた後日説明をしたいと思いますが、アルミ製の窓はアルミ部分の熱が伝わりやすく、夏は外の暑さがアルミ枠を伝わり室内に入り、冬は外の寒さが室内に入ります。
冬に窓の周りが結露する原因になります。
株式会社エクセルシャノンはパナソニック社と提携し、樹脂製窓に真空トリプルガラスをはめ込んだ新製品「シャノンウインドSPG」を発売します。
日本最高クラスの断熱性能の樹脂窓で、専門用語になってしまいますが熱還流率0.52W/(㎡.k)の窓で外の寒さや暑さを室内にほぼ伝えないほどの実力があるそうです。(エクセルシャノン営業担当が気合を入れて話をしてくれました)
高性能窓となるとやはり価格も上がってきますので、窓の選定は総工事費と比較しながら選んでいくようになりますが、窓・壁の断熱性能はお施主様が住んでからの光熱費や快適性に直結してきます。
これから家づくりをお考えの方は、断熱性能についてよく検討してください。