みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
今回は、先日行いました床板のリフォーム工事のご紹介をさせていただきます。
築30年以上経つ在来木造住宅の、カラーフロアと呼ばれる床板が傷んできていたので直したいとご相談がありました。
カラーフロアは、ベニヤの表面にスライスした木を貼り付け、塗装した床材です。
最近のカラーフロアの表面保護塗装材は傷、凹みに強く、艶もあり、見た目も無垢の床板に近いものが多く作られています。
30年前の建物は、一階床下は土のままということが多く、床下からの湿気で床のベニヤのノリの効果が薄れ表面の木が剥がれたり、人が踏むと凹んだりしてくる症状が出てくることがあります。
今回のリフォームでは、凹む部分は新しいベニヤに交換して既存の床板の上に新しい床板を貼る工事にしました。
お施主様が住みながらの工事ですので、工期を短くするよう考慮した段取りを行いました。
施工部分は一階LDKと玄関廊下合わせて18帖、新しい床材、巾木材を取り付け、お施主様ご協力もあり、予定より早く仕上げることが出来ました。
生活しながらのリフォーム工事は大変とお考えの方も多いと思います。
松本工務店スタッフは、お施主様の負担がなるべく少なくなるよう考え工事をしております。
▼今回使用した床材を下記にご紹介しておきます。
玄関廊下 朝日ウッドテックライブナチュラル オーク材
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/livenatural/livenatural-pure-hard/
LDK 大建工業 フォレスティア オーク材 クリアウォーカー色
https://www.daiken.jp/flooring/lineup/10100011.html