西東京市の工務店 松本工務店

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【施工事例ご紹介】 本物の木の家を、の思いに応えた住まい

みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。

今回は、松本工務店が手掛けた住まいの事例をご紹介させていただきます。
それが、写真のT様邸です。

本物の木の家に住みたい」という思いから、松本工務店に依頼いただいたこちらの住まい。
当時お住いの家は築60年の建物で、ほとんどの部屋が真壁で柱が見えていましたので、
現在多く作られている耐火ボートに壁紙を貼ったような洋風の家ではなく、
新しい家も木の柱が見える家を希望されていました。

全体的なプランとして、
まず、普段お客様がいるリビングは梁・柱を見えるような大空間の部屋にしました。
庭の木々がよく見えるように大きな窓を取り付けるのと同時に窓の断熱性能も考慮してあります
リビング以外の部屋も窓の位置、高さを計算し部屋が明るくなるよう配置し、
夏は窓から入った風が自然に二階の窓から流れるように計画配置しました。
夏の直射日光が部屋に入らないよう、冬は部屋の奥まで日光が届くよう屋根の軒の出を考え
冬は日光で暖かくなるようにしました
また、無垢の木を多く使用して、どの部屋も木の香りがするようにしました。

広く天井の高い玄関ホール、リビングまで続く広くて長い廊下、広縁を配置、
その廊下、広縁を通して各部屋に行き来出来ます。
大空間のリビングダイニングは夏涼しく、冬は寒くないよう家全体の断熱性能を高くしてあります
二階建ての建物ですが、一階で生活が出来るよう生活動線を考えています。

今回使用した材料は、ヒノキの柱、梁、桁材などは米松材。
建物が建てあがった後にねじれや縮みが無いよう含水率10%以下まで乾燥させている材料を使用。
床や壁に貼る桐材、赤松材も乾燥材を使用しています。
乾燥材の赤松製床材は、床暖房を使用しても隙間が出来ません

造作家具も、いくつか納めさせていただきました。
野菜を保存、整理するために桐製の箱を制作して、パントリーにきれいに並ぶようにしてあります。
二階の書類置き場の棚は収納箱の大きさに合わせた高さ、幅に加工をしてあります。
来客用の布団が季節ごとに収納できるよう、桐製の稼働箱も作成しました。

お住まいになられたお客様からは、とても使いやすいと喜んでいただきました。
玄関を入ると木の香りがとてもいいと好評です。

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