みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
ある会社が家を建てた方へアンケートをした結果、建てた方が後悔したことの上位に「家を建てる前にもっと家のことを勉強しておけばよかった」という事があるそうです。
そこで今回は、これから家を建てたい方におすすめの本をご紹介させていただきます。
家が欲しくなると、広告の建売住宅を見に行ったり、住宅展示場に行ってみたりすると思います。
その前に少し考えてほしいことが、お金の事、土地の事、老後を含む今後の生活のことなどいろいろありますが、一から本を読んで調べだすとものすごく大変なことになります。
私が気軽に読める本としてお勧めしているのが、ダイヤモンド社の「はじめて家を建てました!」(あべかよこ著)です。
本というより漫画ですが、著者が実際に家を作った時のことをそのまま漫画にしているので、家を建てる方が悩む内容なども分かると思います。
第三者の立場から家づくりのコンサルティングをしているネクスト・アイズ株式会社の小野信一さんが監修していて、ハウスメーカー、工務店、設計事務所のどれがいいかというより、実際に家を作りたい方の目線で答えられています。
(私は小野さんの知り合いでも関係者でもありません。宣伝ではないです:笑)
2009年に出された本なので、ローンの金利、住宅金融公庫(現 住宅金融支援機構)などの内容は2021年の今とでは違っていますが、考え方などは同じと思ってください。
家も持とうと考えると夢は広がってくると思いますが、その第一歩として家づくりとはどのようなものか分かりやすく描かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。