みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
現在、狭小三階建ての住宅を施工中です。
準耐火建築物のため、断熱材にはロックウール100ミリ厚を壁に充填して、壁材に強化ボード15ミリを取り付けた後に天井の工事になります。天井には強化ボード12.5ミリを取り付けます。
準耐火建築物は、火事の際に構造材などに火が燃え移らないような仕様になっていて、住宅の火災保険は通常の住宅より安くなります。
問題としては、完成後のコンセントの増設やスイッチなどの移動が行いにくいこと。松本工務店では設計段階での打ち合わせ、建物の骨組みが出来てからの現場確認などを少し多いかなと思うくらい行うようにしています。
年々コンセントを必要とする家電が多くなってきていますので、コンセントは多めに取り付けることをお勧めしております。
今お持ちの家具の配置も設計段階から考えておくと、引っ越し後に家具でコンセントが隠れてしまうことが少ないと思います。