みなさんこんにちは、建築家の松本勲です。
以前にもこちらのコーナーで、
木材を選ぶ上での「乾燥」の重要性について触れさせていただきました。
“夢ハウス”のパートナーとしてその商品を取り扱っているのも、
その「乾燥技術」の素晴らしさに理由があることもお話させていただきました。
実は夢ハウスのホームページでは、
市販品の床材と夢ハウスの乾燥材を使い、同条件下で収縮実験を行った結果も公表しています。
今回はそのご紹介をさせていただきます。
第三者機関において、市販品(JAS認定品)の含水率と同等な床板と夢ハウスの床板を同じ室内環境で60日間収縮の変化を観察しました。その結果がこちら。
一般的な市販品が
JAS認定材は含水率15%が基準ですが、収縮の結果3.5mmの隙間が発生。夢ハウスの床板ではわずか0.5mmと、およそ70倍もの違いが確認できました。
夢ハウスがこのような収縮変化の少ない床板が実現できたのは独自開発したドライランバーのおかげです。
2002年特許を取得した夢ハウスオリジナル木材乾燥機「ドライランバー」は、乾燥機出庫時の計測で内装材で5%以下、構造材で10%以下の含水率基準で乾燥させています。
暖房機器の発達、高断熱高気密住宅の浸透にともない、過酷な室内環境でも木材の変形を極限まで抑えることために、JAS基準よりも厳しい基準をクリアした材料で住まいづくりに取り組んでいます 。